LGBTに生きて。

LGBTに生まれ、これまでのゲイ人生を振り返って、思ってることや経験をブログで綴っていきます。

ゲイの言動は幼少期から... 自分がゲイだと気づいたのは思春期... では、ゲイになったのはいつ?

 

今回は、いつ、どのようにしてゲイになったかをお話ししたいと思います。

 

…など断言しましたが、自分がどうやってゲイになったのかは、他人はおろか、本人でさえわからないのです。

 

 

 

まず、自分がゲイだと気づいたのは思春期の頃でした。

 

思春期の頃は、いろいろとありますよね。

 

 

特に、中学生頃の思春期は、「性」に目覚める頃です。

 

このブログは、アダルトサイトではなく、健全でまじめなサイトを目指していますので、エロいことやいかがわしいことは書きません。

 

しかし、LGBTを語るうえで「性」のことは語らないといけないと思うんです。

 

 

ゲイの性ってどういうものなのかを話したうえで、ちゃんと理解してもらうのが差別や偏見をなくすってことになると思います。

 

 

男同士の恋愛やセックスが理解できない人は、気持ち悪いとか思われるでしょうけど、恋愛対象が「女」ではなく、「男」だった…

 

ただそれだけのことなんですから。

 

 

 

ゲイの性や恋愛は、また他の機会にお話しするとして、今回は「自分が、いつ、どうやってゲイになったのか」でしたね…

 

思春期の頃にゲイだと自覚しました。

 

それ以前に、自分の行動や言葉には「ゲイの兆候」はあったようです。

 

 

一般的な男子のような言葉遣いや遊びを好んでませんでした。

 

 

まず、遊びですね。

 

小学校時代は、一応は男の友達とは遊んでましたが、それは建前のようなもの…

 

ごっこやビー玉、ドッチボールやかくれんぼ…

 

男の子数人と遊んだりはしてました。

 

 

しかし、女の子と遊ぶのも好きでした。

 

近所の同級生の女の子と、お店やごっこやままごと遊びをしてた記憶があります。

 

 

普段の仕草や喋りは、気を遣って男っぽくは振舞ってますが、とっさの一言やちょっとした仕草にどことなく、普通の男とは違う言葉遣いや行動が出てるようです。

 

 

 

 

今回は、ブログ管理人hyper33がゲイに生まれて、幼少期のころの経験をお伝えしたいと思います。



ゲイに生まれた…

ゲイに生まれてしまった…

気づいたら、ゲイだった…

いつの間にかゲイになってしまった…


同性愛者の表現も、いろいろとあるでしょうけど、自分はやはり生まれてからゲイ…

多分、母親のおなかの中にいたころからそうだったと思います。

 

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解明はされてませんが、母親のおなかの中にいたころに、母親の精神状態が関係してるってことを読んだことがあります。

 

自分の母親は、気が小さい性格です。

また、いろいろと考えてしまうタイプで、小さいことを気にするタイプなのです。

 

 

これは、管理人hyper33が大人になって、ちょっとしたことで耳にした話です。

 

40代後半の頃、母親の親しい人がうちに来た時の会話なんです。

 

その知り合いの人が母親にこっそりと、「お姉さん、来年、五十回忌かなぁ?」って言ったんです。

 

hyper33はちょっと遠くのところで聞いてたので、話には加わってなかったのですが、会話は耳に入ってきます。

 

最初、ピンときませんでした。

 

「お姉さん? 誰の?」って…

 

 

母親は、しっかりとした口調でなく、言葉を濁しながらも、「ん? ん、う…ん」という、否定ではなく、肯定的な返事をしたんです。

 

 

母親には弟がいます。

hyper33から見たら、おじさんですね。

 

そのおじさんと母親が2人姉弟(兄弟)だと、ずっと思ってました。

 

お姉さんがいたんだ?

 

大人になって初めて知りました。

 

そういえば、母親の実家の仏壇には、知らない若い女性の遺影があった気がします。

あの人がお姉さんなんだ?っと軽いショックでしたね。

 

 

話を聞いていると、どうも、事故や病気ではなく、自害… 自殺のようです。

 

これには、一瞬頭が真っ白になり、理解に苦しみました。

 

まさか、自分の周りで自殺者がいたとは…

 

まだ自分が生きてた時ではないにしろ、身内から自殺者がいたってことを知ったときは、ショックでしたよね…

 

 

ここで、ふと思ったんです…

 

いつ頃の話?……と。

 

 

来年50回忌を迎えるってことは、49年前…

 

今、自分が48歳で…

 

 

もしかして、自分が母親のおなかの中にいるときに、お姉さんが自殺したってこと?

 

 

どういう理由で自殺をしたのかは知りません。

 

いまだに知らないふりをしてますし、お姉さんの存在も知らなかったことにしてます。

 

 

 

もしかして、もしかすると、自分がおなかの中にいるときにお姉さんが自殺し、母親はショックや情緒不安定になりて、また気の小さい性格なので、心配したり、悩んだりしたので、自分がゲイとして生まれた…

 

など、勝手に想像してますが。

 

 

ゲイになったのは母親が原因だとは言い切れません。

 

また、責めることもできません。

 

誰のせいでもないのですから…

 

自分がゲイに生まれたのは、ある意味宿命です。

 

運命なのです。

 

ゲイとして悩んでた頃は、どうしようもない不安に掻き立てられたり、怖かったり…

 

だけど、今はゲイ人生を謳歌してます。

 

それなりに楽しいです。

 

田舎で出会いがありませんが、今はインターネットで誰とでも知り合える時代。

 

同じ仲間と、文章だけでも話せて、共感できるだけで、何度も助けられました。

 

だから、後悔はしてません。

 

不幸でもありません。

 

今の人生、謳歌してますから…

 

 

残りの人生も、ゲイとして胸張って生きていきます。